他では書かれていないシステムトレードの注意点
第1に、スイングトレードとは違い、参入と仕切り時間が決まっていて売か買どちらかなので、確率的に長期で見れば勝率5割・損益±0(手数料・ロスカット考慮せず)が基本です。
これはスイングトレードにはない利点でもあります。
第2に、システムトレードとはご存知のとおり、過去のデータを元に優位性のあるロジックを見つけそれに従ってトレードしていきます。(多少なりとも最適化することを意味する)
実際にトレードを始めると、過去のデータがそのまま繰り返されるわけはなく、投資環境が変化し成績は下がり最大ドローダウンも更新してしまいます。(ある程度は仕方ないと理解します)
例えば、バックテストで年平均5000円のシステムがあったとします。このシステムをいきなり運用して年平均5000円になると錯覚してしまうと、思ったほどの結果が出ず、ドローダウンが大きくなり資金が尽きて相場からの撤退も近くなってしまいます。(実はこの部分がシステムトレードで撤退する一番大きな原因だと思います)
サイン配信サイト等ではここを見極めてください。フォワードテストを必ず取り入れ、とにかく資金管理には余裕を持ちましょう。
第3に、1つのシステムのみに頼らないことです。今調子の良いシステムでも、いつかは大きなドローダウンがきます。複数のシステムを使う(ポートフォリオ)ことにより、この時期をずらし、平均で撤退しなければならないような大きなドローダウンを回避します。
また、調子の悪いシステムから見直して、参入し続けることが出来ます。
第4に、投資環境の変化があります。高価なトレードシステムを購入しても、24時間に対応できるか・いつまで通用するか全て自己責任です。
どんなに高価なシステムでも、どんなに良いサポート体制でも自己責任であることには変わりありません。
やはりシステムトレードをするなら自分で見直すことの出来るシステムを組むことが一番良い方法と考えています。
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システムトレードとは、ある法則に基づいてトレードを行うことで、トレードシステムはそのためのツールとして表現しています。 - 当サイトの日経225等入力データは、手入力により行っていますので、内容の正確性を保証するものではありません。既に、いくつかの間違いをご指摘いただき、修正はしております。